家族との時間が増えた転職

 私が高校を卒業し就職する時、会社選びで一番重要視したのは、給料よりも仕事内容でした。小さい頃からデザインに興味があり、学校の運動会でも看板を書いたり、クラスのロゴを作ったりしていたので、地元の印刷会社に就職しました。

 入社当時は、当然デザインなど任せてもらえず、細かい仕事ばかりでしたが、数年もすると、デザインの仕事も任せてもらうようになり、大きいプロジェクトのチーフをやる事も多くなっていきました。そして、結婚し子どもが生まれ、家族が増えましたが、仕事量は以前の何倍にも増え、毎日のように深夜まで残業していました。しかし、給料は上がらず生活が苦しくなっていきました。結局、妻と相談し、転職する事にしました。

 

 新しい勤め先は、デザインとは無縁の「劇薬」を扱う会社でした。仕事内容は、作業は15時で終わり、片付け、そして社内でシャワーを浴びてから帰るのが規則となっており、18時前には帰宅できました。「劇薬」を扱うため、社員の安全、健康管理には常に気をつけているようでした。

 

 印刷会社から、まるっきり別業種への転職でしたが、残業もほぼ無し、給料は高い、いくら「劇薬を扱う仕事」といっても規則を守れば安全ですので、家族と過ごせる時間も増え、いい転職となりました。